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【旧】てあてやブログ -アロマオイル整体&エサレンボディワーク

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ローション、ジェル、オイルの違い

海外でマッサージを受ける時は裸になり素肌で受けることが多いのですが、その時は何かしらの潤滑剤を使います。
日本ではオイルが一般的ですが、その他にもローション、クリーム、ジェルなどがあります。

今回はそれらの基材について簡単にご説明します。


オイルは、みなさんもご存じかと思います。
オイルと似たものでワックス(ワックスエステル、ロウ)というものがあります。
ホホバオイルは正確にはオイルではなくワックスです。一般にはオイルと呼ばれていますが、分子構造が違うので科学的には区別されています。


ローションは液状の化粧品の総称ですが、細かい定義はないようです。
「乳液のようにドロッとしたもの」、「水状のサラッとしたもの」、「ジェルのような粘性の高いもの」など、さまざまです。


クリームは水と油を乳化させて作ったものです。
乳液状のローションとの明確な違いはなく、ローションのほうが柔らかく、クリームのほうが硬いようです。


ジェル(ゲル)は弾性のある半固体の状態のものです。
硬いものはゼリーのようになりますが、柔らかいものはローションのようになります。


ローション、クリーム、ジェルの明確な違いはなく、同じようなものにローションと言ったりジェルと言ったり、クリームと言ったりローションと言ったりしている場合もあります。


※これらは自分で調べたものですが、確固たる根拠がある訳ではありません。
詳しい方がいらしたらぜひとも教えてください。

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夏のアロマ -ラベンダースピカ

お客様に「精油で好きなものや嫌いなものはありますか?」と聞くと、「ラベンダーが苦手です」という方が結構いらっしゃいます。
香りは好みですから人それぞれで構わないのですが、ラベンダーが苦手という方の多くは、実は芳香剤や入浴剤などの(本物の精油とは違う)匂いをイメージしているのではないかと思っています。

自分の場合は、以前はラベンダー(アングスティフォリア)の匂いが(嫌いではないけど)好きでもありませんでした。最近は良い匂いだなと思うようになりました。

ラベンダーにはいくつかの種類があり、ラベンダーアングスティフォリア Lavandula angustifolia というのが一般的です。真正ラベンダー、イングリッシュラベンダーなどとも呼ばれます。

ラベンダーアングスティフォリアは、単体の香りも良いですが他の精油とブレンドもしやすく、また皮膚への作用や精神的な作用に効果が高いので、「万能精油」などとも呼ばれています。


私(当店)がよく使うのはラベンダーアングスティフォリアとラベンダースピカです。

ラベンダースピカ Lavandula spica

スパイクラベンダー、野生ラベンダーとも呼ばれる。
クッキリとした香りでリラックスよりもリフレッシュ。

他のラベンダー精油とは含有成分が大きく異なる。
ラベンダー特有のエステル類がほとんど含まれないので、精神的不調への効果は期待できない。
しかし、皮膚への作用は素晴らしく、日常のケアから皮膚疾患のあらゆる症状やケアで使用でき、火傷の改善には最適。
(NARDケモタイプ精油小事典より)



夏になると日焼けをしたお客様も増えきますが、当店ではラベンダースピカ、ゼラニウム(エジプト)、ペパーミントをブレンドして使うことがあります。
前述のとおり、ラベンダースピカは火傷などの皮膚ケアには最適。
ゼラニウムもスキンケアに向きます。
ペパーミントは、火照った肌を冷まします。

作用も良いのですが、私は香りが好きです。
ラベンダースピカは一般的なラベンダーと違いあまりフローラルな(花のような)香りではありません。
ゼラニウムは甘いお花の香りですが、ペパーミントを足すと甘さが抑えられてスッキリとします。

お勧めの組み合わせですので、精油をお持ちのみなさんもよければ試してみてください。

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花粉症とアロマ

花粉症の季節になってきましたね。
花粉症と言えばアロマテラピーではユーカリ(ユーカリラディアタかユーカリグロブルス)とティートゥリーがよく使われます。


そもそもアロマがなぜ効くの?とお思いかもしれませんね。
精油(アロマオイル)は、植物から抽出された液体です。
精油は昔から「これはこれに効く」「こういう使い方をするとよい」と伝統的に使われてきましたが、それを科学的に検証を行い、きちんと裏づけとなるデータを集めたのがアロマテラピーです。
例えば、ユーカリに含まれる1.8シネオールという成分には免疫調整作用や抗炎症作用がある、など。
コーヒーのカフェインには覚醒作用があるから眠いときに飲むとよい、みたいなものですね。

(普通の)薬は、製薬会社が工場で科学的に作るものですが、精油はいわば天然の薬です。
薬が有害というわけではありませんが、できたら(昔から長く使用されて安全性が確認しやすい)天然のものをとお思いの方に、アロマテラピーは利用されています。


私のお勧めする使い方は、マスクの鼻の辺りに一滴垂らす方法です。
マスクをするとにおいがこもりがちです。そこにアロマの良い香りをかぎつつ、成分を吸収する一石二鳥の使い方です。


ユーカリラディアタとティートゥリーなら、香りはユーカリラディアタのほうが好まれる気がします。
もちろんティートゥリーも良い香りです。
ティートゥリーは抗菌効果も強いので、水虫対策にも使えて便利です。


薬事法などの関係で、精油の多くは「雑貨」として売られています。
その中には、医薬品として使えるぐらいの高品質のものから、天然成分が入っていない合成香料の粗悪品までさまざまです。
目的に応じて、正しく選んでいただきたいです。

選ぶ一つの目安として、安すぎるものは合成香料の可能性が高いです。
高いものはそれなりの良い品質のものが多いです。
ご参考までに。

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当店のマッサージオイルについて

マッサージオイルには、
植物油(ファーナス油、ホホバ油、グレープシード油、スイートアーモンド油など)、
鉱物油(「ジョンソンベビーオイル」など)、
動物油(スクワラン油など)、
など多くの種類がありますが、それぞれに成分が違い特徴も違います。

当店では、
安全性(皮膚トラブルを防ぐ)、
安定性(オイル酸化を防ぐ)、
無臭(アロマテラピーの邪魔をしない&すべてのお客様に対応する)
を基準に選んでいます。

当店ではマッサージオイルにKENSO社のファーナス油とホホバ油を使用しています。
化粧品認可を受け、残留農薬などが検査済みで、安全性の高いものです。


【ファーナス油】
主にアブラヤシの仁やココヤシの実を分離抽出した無臭の植物油です。安定性と安全性に優れいています。
ファーナス油は分子の大きさが非常に小さい為に皮膚の深部にまで浸透するので、精油成分を体内に取り入れるキャリアオイルとしては理想的な植物油の一つです。
サラッとしていてどんな肌質の方にも合いますが、サラッとし過ぎていて、マッサージオイルとしてはもう少し粘度が高いほうが使いやすいため、当店ではホホバ油と混ぜて使用しています。


【ホホバ油】
ホホバの実から採脂した植物油です。
浸透性と保湿性に優れていて、酸化しにくいのが特徴です。
すべての肌質に適合し、マッサージオイルとしては最適です。
当店では安全性と安定性を考慮して、脱臭濾過した精製ホホバ油を使用しています(無臭)。



【酸化】
化学的にみると、油は飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸で構成されています。

飽和脂肪酸は非常に安定性が高く、空気中の酸素では変質や腐敗を起こしません。
飽和脂肪酸は通常常温では固形状ですが、ファーナス油は例外的に液体です。

不飽和脂肪酸は不飽和炭素結合(二重結合)がある脂肪酸で、(二重結合が2個以上の脂肪酸には)「必須脂肪酸」を含みます。必須脂肪酸は体内代謝で作り出すことができず、食事などから摂取する必要がある大切な脂肪酸です。しかし、二重結合が多いほど不安定で、熱・空気・光によって簡単に変質してしまいます。


ファーナス油は飽和脂肪酸からのみ成っています。

ホホバ油はモノ不飽和脂肪酸(二重結合が1ヶ所)と飽和脂肪酸から成り、ロウエステルという構造上、酸化しづらいのが特徴です。


酸化という点からも、ファーナス油とホホバ油を選んでいます。

当店で使用するタオルやシーツ類、もしくは施術後にお客様が着る衣服にマッサージオイルが付着しても、洗濯で成分を洗浄すれば、衣類に酸化臭が着くことは防げます。(が、洗浄が不十分の場合は臭いが着く可能性はあります。)

※参考文献:NARDケモタイプ精油辞典

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カナディアンフォーレ

【カナディアンフォーレ】
 
NARDアドバイザーコースで習ったアロマブレンドです。
 
使用精油は
サイプレス
ゼラニウム
マンダリン
ユーカリ・ラディアタ
レモン
ローズ
ローズマリー・シネオール
 
 
「長くて寒いカナダの森林に春が訪れて、初夏になり、山全体に活力が漲ると、沢山の種類の花々も一斉に咲き乱れます。
人が訪れることもないカナダの山奥で密かに香る樹木と花をイメージしました。」
と説明されています。




 

私の大好きな香りです。
施術を始めるときや施術中などで、気分を切り替える時に使っています。
 
爽やかで、スッキリとして、しっとりとしているような、そして落ち着く香り。
この表現では伝わらないかもしれませんが、まさしく「カナダの森」のような感じです。
(カナダに行ったことはありませんが)
 

この香りの香水が発売されていたら絶対に人気が出るのになと、いつも思っています。

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