ウィンターグリーンという精油をご存知でしょうか。
名前は聞いたことがなくても、香りを嗅ぐと馴染みがあるかもしれません。
湿布や消炎鎮痛スプレーのような香りです。
成分はサリチル酸メチルが99%です。
精油は多くの成分が混在することがほとんどなのですが、ウィンターグリーンはほぼ単一成分という珍しい精油です。
サリチル酸メチルは天然のアスピリンとも呼ばれ、鎮痛・抗炎症作用に優れています。
サロンパスのような香りが非常に強く、教科書にも「少量をアクセントとして使用すると良い」とありますが、私はこの香りが好きです。
嗅ぐと安心するのです。
なぜでしょうか。
アロマ仲間にこの話をすると、大体笑われます。
ウィンターグリーンは私の好きな精油の一つであります。
香りが好きというのは僕の特殊事情としてさておき、鎮痛効果が高いということが挙げられます。
先日、指をぶつけてしまいものすごく痛い思いをしました。
そのときにウィンターグリーンを一滴垂らしたら、本当に不思議なくらい痛みが和らぎました。
アロマの効果を実感したときです。
肩コリや腰痛などが辛いお客さんのときにも、他の精油と混ぜてよく使っています。
ウィンターグリーンの使用を禁止したり勧めていないのをインターネットなどで見たことがあります。
「毒性が強く危険である」というのが主な理由のようです。
しかし、ウィンターグリーンは決してそうではありません。
とりあえず、当店が使用しているプラナロム社のウィンターグリーンに限っていてば、成分分析をして科学的に解析されているので、いくつかの注意事項に気をつければ安心して使えます。
注意事項:
アスピリンアレルギーの人は使わない。
敏感肌の人には20%以下に希釈して使用する。
スポーツ選手はドーピング物質に指定されていないか確認する。
(すべて、サリチル酸メチルを多く含むことに起因)
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