今回のパート2の研修は6日間。
パート2に出ればいろいろと習得できるかもしれないと欲張りに期待していたのだが、実際にはあっという間に過ぎてしまった。
この研修で、マッサージの新しい技術が得られたのはもちろんのこと、「エサレンマッサージとはなにか」ということを少しだけでも自分なりに考えられたことがよかった。
一般的なマッサージは治療や慰安が目的なのに対し、エサレンマッサージでは、マッサージで受け手(お客さん)の体を探検し、相手の体の状態を自分が感じ、それを相手にも感じてもらうアウェアネス(気づき)に重きを置いている(ように自分は思った)。
今回印象に残ったものにこんな活動があった。
「部屋の中には何人もの人がいる。
みんなは目をつむって部屋の中を歩き回る。
目をつむっているから人や壁にぶつかってしまうので、両手で慎重に探って歩き回り、もし手が人に触ったら優しく触れ合って道を譲る。」
これを実際に行うと、目をつむっていてもお互いが気をつけているという安心感があって不安になりません。
もしこれがなければ、人や壁にドンとぶつかってしまうでしょう。
これは、マッサージをするときにもまったく同じことが当てはまると思いました。
粗雑に人の体にぶつかっていけば相手は不快になります。
だけど、もしかしたらここに筋肉の痛いコリや神経や怪我やあざがあるかもしれないと慎重に探るように触れていけば、そういうものを見つけても優しく触れることができます。
人の体に触れることの大切さを実感しました。
こういう意識を持って施術にあたるのがエサレンの大きな魅力です。
ところで先日、ロミロミを受けてきました。
ハワイの有名な先生が来日しているということでスケジュールを開けてもらい特別に個人セッションをしてもらいました。
すごく印象に残るマッサージで、上から下からマッサージされ、ベッドの上で転がされ、もてあそばれているようなジェットコースターに乗っているような感じでした。
世の中にこんなマッサージもあるのかと驚きました。
人に勧めてまわるより、自分の中だけに留めておきたいような出来事でした。
このロミロミを受けてひとつのアイデアが思い浮かびました。
自分が今習っているエサレンマッサージは穏やかな波のリズムなのですが、これに追加して途中に荒れ狂う台風のような大波を入れたようなものができないかと思いました。
まだ思っているだけであって全然できるわけではありません。
こんなものができたらおもしろいなというアイデアでした。
清泉寮でよかったこと
・星空がきれいに見えた
・コテージの前で野生の鹿が見えたこと
・ソフトクリームもおいしかったけど、バターと牛乳がとてもおいしかったこと
さて、6日間も休みを取ってすみませんでした。
明日(30日)から営業再開します。
よろしくお願いします。
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