沖縄に行ってきました。
今回の旅の目的はワッツ(Watsu)を受けることです。
去年も受けたのですが、もう一度受けたいと思っていました。
ワッツはWater(水)とShiatsu(指圧)を併せた言葉なのですが、指圧というよりは、水中のペアストレッチみたいな感じのほうが近いと思います。
ただ、これは動きの一面を僕が表したに過ぎません。
決して体のどこかを伸ばすことが目的ではなく、「体の開放・心の開放」のようなものがワッツの目的であるように思えます(が、実際のところは知りません)。
公式HPには「水中ボディワーク」とあります(「ボディワーク」を説明するのもまた難しいのですが)。
僕がワッツを言葉で説明すると、「水中の体感夢旅行」でしょうか。
言葉で説明するより動画で見たほうがわかりやすいですね。
http://www.youtube.com/watch?v=_gBtpZ92p4A
ワッツのセッション中は、体と心をプラクティショナー(施術者)に完全に委ねています。
そうしていろいろと体を動かされていると、夢をみているような気持ちになってきます。
自分が魚になったように泳ぎ、
イルカになったように跳び、
鳥になったように空を飛び、
突然潮の流れが変わって流されていったり、
嵐がやってきたかと思ったら、
赤ちゃんになったように大事にされ、
夢の中で細切れのシーンを体験しているような感じでした。
今回はワッツ講師をしている小笠原さんにお願いしました。
僕にとっては大満足のセッションでしたが、それは彼の技術が長けているだけではないと思います。
もちろん技術レベルは高いでしょうが、それに併せて、相手を思いやる気持ちやもてなす気持ちが充分に伝わってきて、それがさらに僕を満足させるのでした。
ミシュランのガイドブックは「それを味わうために旅行する価値があるか」というのが基準だそうですが、小笠原さんのワッツはまさにそれ。星を付けたい感じでした。
私が思うに、正直に言って、ワッツは万人向けでは無いと思います。
水を怖いと思う人や、体や心を人に委ねるのが苦手な人だと、楽しめないんじゃないかと思うからです。
ただ、僕は大好きです。
エサレンマッサージと同じくらい大好きです。
いつか自分がワッツをする立場になってみたいです。習いたいなぁ。
その後、ワッツを受けたかんなタラソの近くにある、「てんぷす」という居酒屋さんで夜ご飯にしました。
http://www.tenpusu.jp/index.htmlこちらも印象に残る良いお店でした。
地場の食材を使っているので新鮮ですし、地元の経済に貢献できるというのもいいのですが、
店員さんみなさんが本当に良い方々で、一見の僕にも親切に接してくれて、それが強く印象に残りました。
気配りができる店員さんというのは、本当に気持ちよくなります。
行って良かったなと思えるお店でした。
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