埼玉県の巾着田に行って来ました。
秋の曼珠沙華(彼岸花)で有名だというのは覚えていましたが、
なんとなく春もきれいかなと思って行ったらすごくよかったです。
まだ桜が咲いていて、桜のピンクと菜の花の黄色と山や草の緑の色合いがすばらしかったです。
そして、菜の花の良い香り。ひさしぶりに花の香りを嗅ぎました。
平日の朝9時ぐらい。
人もまだ出ておらず、ウチから1時間ちょっとでこんなに春を満喫できるところがあったのかと感動して帰ってきました。
今年の1月にアメリカ旅行に行った時は、ほとんどずっと自然の中にいました。
日本に帰ってきてビルに囲まれた所に戻ると、自然があまりに無くて悲しい気持ちになっていました。
確かに、僕の住む所は大自然の中ではありません。
だけど、1時間も移動すれば自然と十分に触れ合えるのです。
ゲシュタルト療法で「ルビンの壷」という絵があります。
有名な絵なのでご存知の方も多いと思います。
これは、向き合っている人にも見えるし、杯(壷)にも見える、という絵です。
1枚の絵なのに、違ったものが見える。
ここで一つポイントがあるのですが、この絵は、人の顔と杯は、同時には見えないということです。
顔だと思っている時は顔に見え、杯だと思っている時は杯に見える。
瞬間的に見えるスイッチが切り替わることはできますが、同時には見えないのです。
僕は、自然が無い所に住んでいます。
だけど、休みの日に電車に1時間乗れば自然豊かなところに行けます。
果たして僕はどんな所に住んでいるんでしょうか?
見方を変えると、違ったものが見えてきたりするものです。
今の生活、今の住環境、今の人間関係、今の気持ち。
気の持ちようかもしれません。
けど、違った見方ができるといいことがあるかもしれませんね。
[0回]
PR
http://oil.blog.shinobi.jp/Entry/358/巾着田