自分が施術を受けるときに、こうであって欲しいなと思うことがあります。
自分が施術するときも、こうでありたいなと思うことがあります。
今の自分ができていること、まだできていないこととありますが、
そういう、施術に対する理想を書き記したいと思います。
「押して欲しいところ押す」
自分が施術を受けに行くときは、腰とハムスト(腿の裏)をたくさんやってもらいたいです。
そして、腰とハムストのなかでも、ここをたくさんやってもらいたいなと思うところがあります。
仲のよい友達のところに受けに行くときは「腰方形筋の腸骨寄りを」とか「大腿二頭筋の膝の腱に近いところを」なんてリクエストするわけですが、そうでない普通の治療院・サロンに受けに行くときはこんな細かく指示するのも憚れるので、「腰を念入りにお願いします」「腿の裏を多めにやってください」ぐらいにしか言いません。
その施術者・セラピストのやり方もありますから、受け始めたらあとは任せます。
そこで、
自分の思っていたとおりの場所と時間配分でやってくれる人もいれば、
多少は違うけどまあOKという人もいるし、
予想外のところをやってくれて、すごくよかったという場合もあるし、
予想していたところをやってくれず、すごく不満足という場合もあります。
なかには、施術者がきちんと配慮して施術してもお客さんが満足しなかったり、
お客さんの要求がとんちんかんで施術者も困ってしまう場合もあると思います。
けど、ある程度の技術力と配慮が施術者側にあれば、多くの場合で「大満足」とはいかなくても「満足」に、もしくはせめて「不満にさせない」くらいはできると思うのです。
施術者の心理からすると、施術は、お客さんにとっては「初めてのor久しぶりの施術」であっても、施術者からすると毎日同じような反復作業になりがちです。
本来、その時のお客さんに合わせて施術を変えるべきであり、その時のお客さんの希望することを察して提供すれば、それほど希望との差異がうまれない(か、もしくは小さくなる)はずですが、
どのお客さんが来ても同じことをしていれば、どうしても差異が生まれてきてしまいます。
施術者として自分が気をつけるべきことは、そのお客さんが何を望んでいるのかを感じることかと思っています。
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