埼玉県秩父の巾着田に行ってきました。
ここは曼珠沙華で有名な場所で、真っ赤なじゅうたんのように一面が赤色になっていました。
ちなみに私は春もここを訪れましたが、その時は菜の花の黄色と桜のピンク色でした。
私の自宅に集まってエサレンマッサージの相互練習をしました。
参加者の一人は、先週のエサレンワークショップで知り合った方で、習った先生も私(たち)とは違います。
もちろんエサレンマッサージとしての共通する部分はありますが、僕には違う部分が強く感じられてとても興味が湧いてきました。
彼女の施術を見ていた思ったことを書きます。
・情熱的
セッションを擬人化してみると、仲良くなったり、ちょっと距離を置いてみたり、ラブラブで親密かと思ったら、急に喧嘩したり、まるで恋人・夫婦のようです。
そのメリハリが情熱的に感じました。
(あくまで僕の主観ですよ)
・波のリズム
エサレンマッサージではよく「波のリズム」を表します。
彼女のセッションでは大きな波、強い波、小さな波、穏やかな波と、さまざまな波が出てきました。
実は自分は、大きな波や強い波を出すのがうまくできません。
スピードを出した大きな波をやろうとすると雑なストロークになってしまうので、苦手意識を持っていました。
しかし、エサレン研究所で見た海には大きな波がやってきます。小さな波だけではありません。
彼女は、そんな波をうまく表現していました。
・ロッキング
ロッキングとは揺らすこと。
エサレンマッサージではロッキングというテクニックをよく使いますし僕もいくつか習いましたが、最近はほとんど使っていませんでした。
最初の頃に試してみたもののうまくいかなくて苦手意識を持ってしまったからです。
彼女はロッキングを多く入れていました。しかも大胆に。
見ていると、ふわふわと海に浮いているように見えました。
そして、体を揺らすことで受け手(お客さん)の心を揺さぶっているようにも思えました。
・呼吸
呼吸が一番印象に残りました。
受け手に深呼吸を促すことが何度かありましたし、それ以上に彼女が施術の合間に深呼吸をするのをよく見ました。
深呼吸をすることで、施術の流れをリセットしたり、自分の気持ちを落ち着かせたり切り替えたりしているようでした。
相互練習は、受けるのもするのも勉強になりますが、見るのも勉強になります。
違った・新たなことに気づけて楽しいです。
エサレンマッサージはいくつかの場所で、何人かの先生によって教われます。
それぞれ、エサレンマッサージとして根底では共通していますが、みなさんそれぞれ違います。
今回その多様性に触れられたわけですが、この多様性もエサレンの重要な要素であり、やっぱりエサレンっていいなと思いました。
[3回]
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