江原啓之さんの
『スピリチュアルな人生に目覚めるために 心に「人生の地図」を持つ』(新潮文庫)を読みました。
私は彼のことをほとんど知らず、「テレビに出ていた太った人生相談の人」くらいにしか思っていませんでした。
テレビでもちらっと見たくらいですし、彼の本を読むのも初めてです。
偶然に古本屋で見つけて105円で買ったこの本ですが、なかなか面白くて読み応えがありました。
そもそも「スピリチュアル」」という言葉はよく見聞きするし自分も使ったこともありますが、
「パワースポット」とかみたいにメディアが乗っかって持ち上げた流行語くらいにしか考えていませんでした。
この本は、そのスピリチュアリズムについてのわかりやすい説明と、彼の生い立ちなどの自伝と、対談が主な構成ですが、
そのどれも面白かったし、よく1冊の文庫本にこの3つをうまく交ぜたと思います。
スピリチュアリズムとは、一言で言うと「霊の世界があって、今の自分がいるんですよ」ということです(←自分で書いたので適切な表現かは自信なし)。
スピリチュアリズムについて科学的に正しいかどうかとか、信じるかどうかとかいうことはさておき、この本に書かれていることを皆が実践したらよい世の中になるだろうなと思いました。
精神世界に抵抗のある方でも、フィクションだと思って読んでもらっても読み応えはあると思いますよ。
この本には心に響くメッセージがあったのですが、そのうちのいくつかを紹介します。
「正しいと思うならやりなさい。間違いがあれば改めなさい」
「日々出会う人や出来事を自分の鏡として常に意識し、そこから学び取っていく」
「一定の宿命のもとに生まれたあなたの人生には、無数の過ごし方があります。
今日からこの世を去る日まで、どのような人生を歩むかも、すべてあなた次第なのです。」
[1回]
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