日本の航空業界にもLCC(格安航空会社)ができました。
私はまだLCCに乗ったことはありませんが、安さから注目を浴びていますね。
(アメリカのサウスウェスト航空には乗ったことがあります。あそこは特徴があっておもしろかったです。)
高級志向の人を除けば、多くの人は安いほうがいいと考えていますし、私もそうです。
だけど「安ければいい」というわけではなく、自分の希望する条件が満たされているかどうかが重要でしょう。
「安いなら、希望どおりでなくても仕方ない」となるか「希望条件を満たしたいから、高いのは我慢するか」、
「希望どおりでなくても、安いから満足」、「多少は高くても、希望どおりなら満足」など。
何よりも安さを求める人は、LCCに行くでしょう。
だけど、多くの人は、タイムスケジュール、空港アクセス、各種サービス、イメージなどを値段と天秤にかけて決めることと思います。
航空業界ではLCCが台頭しつつも従来型の航空会社がなくならないのは、それぞれに需要があるからでしょう。
私たちのリラクゼーション業界にも「格安店」が出てきました。
60分2,980円(税別)というのが相場のようです。
この格安店と飛行機のLCCは、同じような要素を含んでいます。
「今までマッサージを受けたいと思っていたけど高くて行けなかった」
「予算の都合で2~3ヶ月に1回しか受けていないけど、本当は毎月行きたい」
というような人には、格安店はとてもありがたい存在だと思います。
では、当店も格安店になったほうがいいかというと、決してそうでも無いと私は考えます。
航空会社にLCCと従来型フルサービスエアラインがあるように、リラクゼーション業界も違った経営スタイルが共存できると考えます。
ただし、高い値段を取るお店なのに、格安店とまったく同じ事をしていてはお客さんは離れていってしまうのは当然でしょう。
高い値段を払う価値があるようにしなくてはいけません。
問題は、当店がきちんとそれをできているかどうかということです。
当店は「安さで勝負」ということはしないつもりです。
しかし、高級路線で行くのではなく、「このサービスならこの価格でもいいよね」と思ってもらえるところを狙っていきます。
自営業を初めて、こうやって経営を考えていくのはおもしろいですし、遣り甲斐があります。
後ろ盾があるわけではないので、下手をすればもしかしたら潰れちゃうかもしれませんが、その危機感も楽しみのうちです。
いつまでもお客様が満足していただける店を目指します。
[3回]
PR
http://oil.blog.shinobi.jp/Entry/495/てあてやはLCCになるべきか?