今回のハワイ島ワークトレードの参加者は皆マッサージ関係者だと聞いていたので、夜は毎晩練習だと思っていたのですが、実際には、労働の疲れや、ご飯作ったり(僕は洗物係)洗濯したり(たたみ係)で忙しく、うっかりしていると時間がどんどん過ぎていきます。
せっかく大自然の中にいるので自由時間はゆっくりのんびり過ごすのもよいのですが、「遊びに来ただけじゃない。何かを得て帰らなくては」という変なプレッシャーと、また「いつもと違う相手と環境でマッサージをするいいチャンスだ」という思いも強く、練習をさせてもらいました。
基本的にはマッサージをするのが好きなんです。練習とは言えど。
今回はセッション中に「感じる」ということに意識しました。
普通マッサージといえば、どこかの筋肉を揉んだり伸ばしたりということですが、エサレンマッサージではそれだけではありません。
マッサージを通して、相手が何かを感じるのを手助けします。
優しくタッチされることで、自分は優しくされることが必要だと感じたり、
大きく立体的にストロークされることで、忘れていた体の感覚を感じたり、
眠くなるような半覚醒の状態で、忘れていたこと・思ってもいなかったことを夢のように思い浮かべたり
などなど
マッサージの受け手にはマッサージを受けながらそんなことを感じてもらう「お手伝い」を僕がしたいのですが、自分の場合はまだまだ上手くできません。
自分の場合は、セッション中に自分が感じることが多く(「よそ事を考えている」わけではないのですが、ついついいろんなことが頭に浮かぶのです)、受け手が感じるお手伝いができているか疑問だったり、逆に何にも相手のことが感じられなくて気持ちが上の空のときもあります。
自分の思い込みを押し付けてしまったり(「すごく不安に違いない」と思っていたら実はそうでもなかった)とか、受け手が望むことより自分がやりたいことを優先させてしまう(本当は受け手は優しくタッチされていたいのに、僕がアクロバティックな大技ばかりをしてしまう)ことも多いです。
また、普段はお金を頂くお客様ということもあり、時間を守って全身きっちりやらなくてはという思いもあります。
なので、今回はそういう制限を感じず、とにかく相手が自分を感じられるように施術してみました。
うまくいったのかいかなかったのか、それは受けたご本人にしかわかりません。
けど、自分としてはいつもと違ったセッションができました。
堅苦しい、つまらない文章になってきてしまいましたね。
せっかく読んでくれた方も???という感じなのかもしれません。
すみません。
こんな感じで、自分は「ああでもない、こうでもない」とぶつぶつ考えながら施術しています。
けど、受け手のお客様には「よかった」と思ってもらえるようにだけは気をつけています。
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