今回のハワイ行きの航空券(成田-ホノルル)は、デルタのマイル無料特典航空券でした。
サーチャージもかからず、税金と手数料で6500円を払っただけで済みました。
初めてマイルで航空券を取りましたが(ノースウェストの頃から貯めていた)、こういうおいしい思いをすると、これからもデルタを使おうという気になります。
デルタさん、ありがとう。(けど次からはUAに浮気するかもしれません)
ホノルル行きは、前回(2月)に乗った時と同じ乗務員さんがいました。
彼女はなかなか立派な体型をしていて、日本の航空会社じゃまずありえないサイズ。機内から既にアメリカの雰囲気を楽しめます。
体型のことを書きたいわけではなく、この彼女の接客がすごくいいんです。
なんというか、可愛らしい。
マニュアルで決められた笑顔とかではなくて、内面から出てくる微笑で、すごく癒されます。
下手な僕の英語にも嫌な顔をすることなく、気さくに応じてくれます。
接客は言葉とか技術とかじゃなくて心だよなと、感じるのでした。
帰りはなんとビジネスクラスでした。
人生初です。
僕の帰国希望日は、なぜかエコノミーよりビジネスのほうが必要マイル数が少なかったのです。
いやはや、快適でした。
これなら長時間のフライトも楽しく過ごせますね。もっと長く乗っていたいくらいでした。
僕が乗ったのは747のジャンボジェット。なんとなく二階席を選んだのですが、離陸前にふらふらと機内を歩いていたら先頭にあるコックピットが開いていたので、「写真撮らせて下さい」とパイロットに頼んだら、「座ってもいいよ」と言われて操縦席に座らせてもらいました。
パイロットさんも気さくで操縦桿を握らせてくれたり、ポーズを決めたりと楽しませてもらいました。
予想外だったのですごくうれしかったです。子供みたいに喜んじゃいました。(別に飛行機マニアというわけでもないのですが)
戻る時に、写真待ちの列ができていました。
そうですよね、みんな撮りたいですよね。
ビジネスクラスは食事を一人ひとり配るからか、乗務員さんは忙しそうでした。
エコノミーみたいにワゴンを使えば効率的なのにと思うのは、このゆっくりとした時間を楽しめない僕が貧乏性なのでしょう。
「自分のためだけにサービスしてくれる」というのにあまり慣れない僕は、呼び出しボタンを押して自分のためにわざわざ呼んで持って来させるのも申し訳なく、乗務員さんが通路を通り過ぎるのを待つか、トイレにいくついでに声をかけるかしかできませんでした。
2階席は席数も少ないのに(14席かな?)乗務員は2人いました。
けど、この二人がとても対照的でした。
一人はすごく笑顔で、優しさがにじみ出てくる感じ。草原でお花を摘んでいる少女のようでした(←僕の勝手なイメージ)。
僕の下手な英語でもやさしく語りかけてくれます。
「食事はおいしかったですか?(アメリカンな量で、おなかいっぱいです)」
「もう一ついかがですか」(チョコレートを頼んだらブラウニーも勧められた)
「ステキなお花ね(もらったレイを席に出していました)」
などなど、たいした会話はしていないのですが、そういう一言で十分楽しい気分になれました。
それに対してもう一人は、笑顔が無くて無表情です。そして、余計なことは一切言いません。というか、必要なことも言わずに無言で作業を進めていきます。
この二人の心境まではわかりませんが、先のアルプスの少女(←イメージ)のほうが仕事を楽しんでいるように思えました。
無表情の乗務員さんも仕事を楽しくしてるのかなぁ。
もちろんこれはフライトアテンダントに限った話ではありませんけどね。
(ハワイ島・カウアイ島滞在記 終)
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