私はスポーツクラブでヨガのクラスに出ています。
なぜだか最近そのヨガのクラスの先生がよく変わり、毎回違う人だったりします。(通常は、同じ日時のクラスは同じ先生が担当)。
同じヨガという名前のクラスでも先生によってだいぶ内容が違うので、その違いを楽しんではいます。
先生によって満足のいく時もあれば、そうでない時もあります。
リラックス重視とかハード系とかそういう強度の違いもあるでしょうが、クラスの満足に大きく関わるのは「一体感」かなと思いました。
クラスは参加者が何人もいるので一対一の指導はないのですが、それでも「上手な」先生のときは、自分がきちんと先生の流れにのって、先生と一緒に1時間を過している気がします。
反面、「上手でない」先生の時は、先生が一人でしゃべって一人で体を動かして周りの参加者のことは大して気にせずに、ただ体を動かしているだけで、参加者はビデオを見ながらヨガをするのと変わらない1時間みたいな感じです。
別に、一人一人に指導をしたり声をかけて欲しいと思っているわけではありません(してくれたらそれはそれでよいのですが)。
実際には何十人も参加者がいるときには無理なことでしょう。
しかし、先生が参加者と共にクラスを作ろうと思っているかそうでないかの違いで、だいぶ変わってくると思うのです。
ひるがえって自分の施術ですが、自分もこうやってお客さんと共にセッション(施術)を作れているだろうかと考えました。
独りよがりで淡々と自分のやりたいようにだけ施術しているのではないだろうか?
それとも、きちんとお客様の気持ちを汲んで相手のことを思いやりながら、お客さんと共に過す施術時間になっているだろうか?
施術を終わったときに、お客さんが「良い施術だった」「他の人じゃなくて加藤にやってもらってよかった」と思ってもらいたい。
そんなことを感じながらヨガに出ていました。
自分の施術はマダマダですが。
物事のヒントはいろいろなところにありますね。
[2回]
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http://oil.blog.shinobi.jp/Entry/552/施術時の「一体感」