今回のワークショップで印象的だったのは「人」でした。
クム(先生)の一人であるポーマイカイはまだ若い女性。あどけない笑顔は少女のようですが、優しく包んでくれそうな性格はお母さんのようです。
フラを踊っている時は艶かしさを感じます。しかしチャント(詠唱)を唱える時は厳かさが現れます。ロミロミをしている時は神がかったようになります。
七変化というか、こんなにいろんな面を持ちあわすことに驚きです。きっとそれぞれの面でそれぞれのことを経験しているのでしょう。豊かですね。
本来、「怒りんぼの自分」「笑う自分」「知的な自分」「バカな自分」「エロイ自分」などといろんな面を持っていていいはずなのに、自分の思い込みや周りの力で、それを押さえ込んでいる気がします。
いろんな自分があっていいはずなのに。
ポーマイちゃんを見ていて、こんなふうに豊かにいろんな面を出せる自分になれたらと思いました。
他のハワイアンのメンバー達もいつも笑顔です。どうしてこんなに笑顔でいられるんだろうというぐらい笑顔が続いています。
初めて会う人なのに、とても親しみやすい。警戒心を感じず、大きな心で迎えられている気分になります。
なぜこんなにフレンドリーになれるのか。
そしてただ、フレンドリーなだけでなく各々に「芯」を持っている。
自分より一回り以上も年下もいるのに、人間としての大きさを感じます。
ワークショップ参加者も皆良い人たちでした。
参加者は12人でしたが、みんなと仲良くなれるなんてそうそう無いことだと思います。
今回の参加者は、根底に共通するものを持ちつつも、みなそれぞれの個性を持っているように感じました。何気ないところで、お互いに学びや気づきを得られました。
今回の参加者はスピ系とかが好きな人が多かったからか、いろいろと「分析」をされました。
僕は今回の滞在で、メガネとスーツケースを壊してしまったのですが、
メガネが壊れるのは、「真実を見たくない。真実から目をそらしている」
スーツケースが壊れるのは、「ここから離れたくない、今のままでいたい」と言われました。(うろ覚えなので違っているかも)
そっか、、、なるほど。
そして恵子さん
私はいくつかのマッサージワークショップに参加していますが、今回のはかなり高い満足度でした。
その一番の理由は、主催者・恵子さんのワークショップにかける思いではないかと思います。
ただマッサージのクラスを企画するというのではなく、ロミロミに対する思い、ロミロミ先生方に対する思い、参加者への思い、ハワイに対する思いなどがすごく伝わってきたからです。機械的でない「手作り感」に温かみを感じました。
もちろんこのワークショップがすべての人に向くわけではなく、合わない人もいるとは思います。
例えば、エコな生活が合わない人もいるでしょうし(私は不便とは思いませんでした)、夜遊びしに行くというのもできませんし(きれいな星が見えました)、ドライな人間関係を好む人にも向かないかもしません(私はたくさんの良い出会いができました)。
彼女はロミロミ(マッサージ)以外にもいろいろなワークショップを企画されています。
エコが好き、人が好き、ハワイが好きという人にはお勧めしたいです。
[5回]
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http://oil.blog.shinobi.jp/Entry/601/人の良さ 【ハワイ訪問日記(6):クムアルバ ロミロミワークショップ編】