花粉症の季節になってきましたね。
花粉症と言えばアロマテラピーではユーカリ(ユーカリラディアタかユーカリグロブルス)とティートゥリーがよく使われます。
そもそもアロマがなぜ効くの?とお思いかもしれませんね。
精油(アロマオイル)は、植物から抽出された液体です。
精油は昔から「これはこれに効く」「こういう使い方をするとよい」と伝統的に使われてきましたが、それを科学的に検証を行い、きちんと裏づけとなるデータを集めたのがアロマテラピーです。
例えば、ユーカリに含まれる1.8シネオールという成分には免疫調整作用や抗炎症作用がある、など。
コーヒーのカフェインには覚醒作用があるから眠いときに飲むとよい、みたいなものですね。
(普通の)薬は、製薬会社が工場で科学的に作るものですが、精油はいわば天然の薬です。
薬が有害というわけではありませんが、できたら(昔から長く使用されて安全性が確認しやすい)天然のものをとお思いの方に、アロマテラピーは利用されています。
私のお勧めする使い方は、マスクの鼻の辺りに一滴垂らす方法です。
マスクをするとにおいがこもりがちです。そこにアロマの良い香りをかぎつつ、成分を吸収する一石二鳥の使い方です。
ユーカリラディアタとティートゥリーなら、香りはユーカリラディアタのほうが好まれる気がします。
もちろんティートゥリーも良い香りです。
ティートゥリーは抗菌効果も強いので、水虫対策にも使えて便利です。
薬事法などの関係で、精油の多くは「雑貨」として売られています。
その中には、医薬品として使えるぐらいの高品質のものから、天然成分が入っていない合成香料の粗悪品までさまざまです。
目的に応じて、正しく選んでいただきたいです。
選ぶ一つの目安として、安すぎるものは合成香料の可能性が高いです。
高いものはそれなりの良い品質のものが多いです。
ご参考までに。
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