撮影の後は、大阪に行きマッサージを受けてきました。
僕の友人のタイマッサージ屋さんです。
クラトーム
http://krathoorm.web.fc2.com/
僕と同じようなビジネススタイルで、共に旅行好きということもあり、店主のヒロちゃんとは仲良くさせてもらっています。
今回はタイ古式+アロマオイルセラピーの150分コースをお願いしました。
感想は、ちょっと同業者的な視点で書こうと思います。
まず、僕が受けた150分(2時間半)というのは、それなりに長い時間です。
その長い時間がずっと快適でないとお客さんには苦痛の時間になってしまいます。
具体的には、温度、寝心地、音楽・騒音、トイレに行きたい、喉が渇く、などなど。
マッサージの上手さはもちろん重要な要素ですが、こういった環境的なものも不可欠です。
こちらでは快適に2時間半を過ごせました。もっと長く受けていたかったくらいです。
当たり前のようですが、実は当たり前ができていない店が多いのも事実です。
長時間コースで意外と問題になるのが、「寝ていて疲れる」ということ。
狭いベッドの上で長時間うつ伏せをしていると、顔や胸が押されて苦しくなります。
施術者側からすると、仰向けよりうつ伏せのほうが施術しやすいのでうつ伏せ時間が長くなるからです。
こちらでは、最初はフロアのマットで横向きが多め、その後、マッサージテーブル(台)に移っての施術なので、顔や胸が押されてつらいということはありませんでした。
当店も長時間コースを受けてくださる方が多いです。
向きを(面倒にならない程度に)代えて不快にならないように気を付けていますが、こちらのように、フロアのマットでタイ式→マッサージテーブルでオイルマッサージみたいな流れだと3時間を超えるようなコースにも対応できていいなと思いました。
(やはり、タイマッサージを改めて学びたいなぁ。)
施術の前半はタイ古式。
ざっくり説明すると、タイ古式のワットポー式は指圧多め、チェンマイ式はストレッチ多めです。(一概には言えませんが)
こちらのタイ古式はワットポー式です。
自分としては、タイ古式特有のストレッチが多いチェンマイ式が好きです。
しかし、ワットポー式も十分に気持ち良い。
自分のように「腰が痛い」という主訴があるときは、拇指圧も必要になってくるので、むしろワットポー式のほうがあっているのかもしれません。
実際に受けてみて思ったのは、上手なものは何でもキモチイイということです。
変に名前にこだわる必要もありませんね。
後半はオイルトリートメント。
こちらで使っているマッサージオイルは(確か)ホホバオイルですが、かなり重めです。
「重い」というのは、(たぶん業界用語ですが)、サラッとじゃなくてヌルっとするような感じです。
「アロマオイル リラックスセラピー」との名前があるように、リラックス重視のオイルトリートメントです。
施術後はシャワーを浴びることを前提とした、多めの量を使います。
重いオイルをふんだんに使って、優しく滑らすような感じで施術してくれます。
オイル特有の質感で「ああ、オイルマッサージ!」という感じです。
とはいっても、しっかりと押してくれて満足感もあります。
この点は男性施術者の利点でしょう。
全体的には、タイのスパって感じですね。
当店は「アロマオイル整体」です。
肘などで持続圧をするので、軽めのオイルを使っていますし、量も少なめです。(厚いオイルや量が多いと滑ってやりづらいので)
しかし、お客さんの中にはこの「オイルの重厚感」を求めている人や、
整体のしっかりさとの両方を求めてる方もいらっしゃるでしょう。
自分の考えにこだわらず、多くの方の期待にお応えできるように、改めて考えてみます。
また一つ、より良い施術にする為の課題が見えてきました。
ヒロちゃん、どうもありがとうね。
またよろしく!
(続く)
[4回]
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