12月はずっと忙しかったので、「休みになったらマッサージを受けに行くんだ」というのを楽しみにしていました。
大阪で半日時間が取れたのでマッサージを受けに行くことにしました。
この疲れを癒すにはやはりエサレンマッサージでしょ!と、ネットで見つけたところに行ってきました。
関西は何人かエサレンをやってらっしゃる方がいますが、まだお会いしたことがない方もたくさんいます。
今回の「なごみところ」の小林さん・和田さんとも初めてお会いしました。
http://www.nagomitokoro.com/
エサレンは(良い意味で)他とは違う自分の世界観を持った方が多いですが、小林さんも和田さんも「なごみところ(屋号)」も独特の世界を持っていました。
もう、かなり刺激的でした。(もちろん良い意味でです!)
エサレンマッサージは一般的には75分が多いのですが、私はご要望があれば2時間や3時間でも施術しています。
ただ、自分自身がそんなに長く受けたことがないので、経験のために長時間エサレンコースを受けてみたいなと思っていました。
「なごみところ」には「エサレン3時間超コース」があり、迷わずこれにしました。
(あ、正直に言うと、ヒプノも受けたことがないので、ちょっと考えました。)
その日は夕方5時くらいに出なくては行けなかったので、マッサージ3時間+前後で1時に行けばよいかなと思ってメールをしたら、
「午前中から来てゆっくりお話ししませんか?」と返事が来ました。
もう、この予約時点から独特の世界観です。
「なごみところ」のHPには「一日一客」と書いてあります。
たまに「当店は1日3客までしかとりません」と書いているところはありますが、ここは「負け惜しみ」的ではなく、本当に1日1客の対応をしたくてそうしているようです。
ゆっくりと対応したいのだそうです。
自営業者というのは、やることは自分が決めるので、自分が好きなようにできますし、それが自営業者の醍醐味でもあります。
しかし、(特に自分は)、自分で勝手に枠を作ってはめ込んでしまっているように思えます。
誰に命令されているわけでもないのに自分でそう決めつけちゃって、好きなようにやれないでいたりします。
「なごみところ」さんは、その枠を感じず、自分たちの好きなように気持ちよくやっているなというのを強く感じました。
やはり、自分たちがのびのびと楽しくしていると、それが伝わってくるものです。
エサレンマッサージのようなものをする者にとっては重要なことですよね。
私は男性の和田さんからエサレンマッサージを受けました。
彼のマッサージの感想を一言でいうなら「自分自身に意識が行く」でした。
普通マッサージを受けている時は、マッサージ師の手や人を感じます。
しかし、この時は、和田さんという気配を全く感じずに、触られている自分のほうだけに意識が行っていました。
まるで透明人間にマッサージされているようでした。
ひたすら自分と向き合っているような3時間超でした。
テクニック的には、(エサレンティーチャーの)ディーンさんを思い出させてくれました。
男性的なような中性的なような優しい触れ方でした。
他にもたくさん思うことがあったのですが、長くなりそうなので割愛します。
「なごみところ」は、単なるマッサージだけではない、心も体もゆっくり和める場所だと思います。
今回は6時間の滞在で時間が全然足りなくなってしまったので、次回は丸一日予定を開けておこうと思います。
小林さん、和田さん、ありがとうございました。
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