カリフォルニア州最北端の街、クレセントシティに行ってきました。
観光地ではないこの街に行ってきたのは、以前エサレンマッサージのワークショップで一緒だった人と仲良くなり「ぜひ遊びに来て」と言われたからです。
クレセントシティにも空港があるのですが運悪くこの時は一時閉鎖されていたので、サンフランシスコから飛行機を乗り継ぎオレゴン州のメドフォードに行き、そこから車で2時間かけて行きました。
移動は大変ですが、やはり移動時間が長いと旅をしているって感じがしていいですね。
ちなみにメドフォードは「パワースポット」として有名なマウントシャスタの最寄りの空港になります。
せっかくメドフォードまで行ったのだからマウントシャスタに行きたいなと思ったのですが、遠くなってしまうので今回はあきらめました。
きっと、天邪鬼な僕には、世間で騒がれるような場所じゃないところのほうが向くのでしょう。(と、負け惜しみを言ってみる)
「クレセントシティに四日間遊びに行く」と他のアメリカ人の友達に行ったら、「4日も?何もないよ」と言われてしまいました。
確かに何もない小さな街でした。
だけど、それがすごくよかったです。
観光地ではない、普通の街を体験できてとてもよかったです。
クレセントシティは太平洋に面しています。
海沿いをハイキングしたり、海岸でピクニックしたりしたのですが、周りに建物はなく、自然をそのまま感じられます。周りに自分たちしかいないというのは、自然を独り占めしているようで本当に贅沢なことです。こういうのは「何もない」場所だからこそですね。
ちなみにこの写真は、海で捕ったムール貝を料理していてくれているところです。
おいしかった!
クレセントシティにはレッドウッド国立州立公園があり、トレッキングに行ってきました。
レッドウッドとはスギのような木で、この公園には樹齢1000年くらいのものがあるそうです。どの木が何年と具体的にはわからないのですが、それでも明らかに大きく古そうな木ばかりです。
「古い」「おじいちゃん」な木がたくさんあるからか、その土地にはなんだか「眠って」いるような印象を受けました。「死んで」はいないんだけど、「イキイキとした」感じがまったくしません。まるで、人気のない図書館の、誰も読みに来ないような本が並んでいる書架にいるような感じでした。
現地でマッサージの仕事をしている人に来てもらい、3人でマッサージ練習をしました。
モデル一人に対して二人で施術をする、いわゆる2 on 1です。
2 on 1は受けるのもするのも初めてです。
リゾート地にありそうなものは、施術者二人がきちんと動きを合わせてシンクロさせてやるのでしょうが、今回は即興の練習なので、それぞれが勝手に動きます。勝手に動くのですが、やってみると意外とそれがうまく動くものです。相手にあわせたり、逆に自分がちょっとわがままに動いてみたりと、ダンスをするようで楽しかったです。
受けた感想は、二人がそれぞれの動きをするので、最初は集中できなくて違和感があるのですが、そのうち左右(上下)の動きが判断できず頭で考えられなくなり、トランス状態のような感じになっていきました。
なかなか不思議な体験でした。
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