エサレン研究所へはシャトル(乗合バン)を使いました。
シャトルは、以前は最寄り空港の(といっても1時間以上かかる)モントレーからだけだったのですが、今は特別にサンフランシスコとサンノゼの空港からも乗れます。
サンフランシスコからシャトルに乗るつもりだったのですが、前泊後泊のサンフランシスコのホテルが高かったので、サンノゼに泊まることにしました。
サンノゼで泊まった宿ははモーテル6です。
1泊100ドル(12000円)でしたが、これは実はかなり安い方です。サンフランシスコではとてもこの値段では泊まれませんでした(モーテルでも150ドルくらい)。
モーテル6はとても良いホテルというわけではないのですが(そもそもモーテルですし)、泊まるだけなら十分です。
アメリカは基本的に車社会。どこに行くにも車が必要です。
車が運転できない僕にはホテル探しでも選択肢が狭められます。
ここのモーテル6は、空港に近く、ライトレール(路面電車)の駅前で、近くに飲食店があり(=歩いてご飯が食べに行ける)で、車がなくてもなんとかなりそうなので選びました。
日本で12000円出せばいい宿に泊まれるのになあと思いつつも、他はもっと高いのだから仕方ありませんね。
研修後泊の翌日は朝6時のフライト。
5時には空港に着きたいのですが、さてどうやって行くか。
空港とモーテル(最寄りの路面電車の駅)間は無料バスが出てるのですが、朝4時台はまだバスが動いていません。
スーパーシャトル(乗合タクシー)のウェブ予約ではなぜかモーテル6を選べない(電話で説明するのは僕には無理なのであきらめる)。
空港とモーテルの間は1キロ。
事前に試しに歩いてみたら空港まで20分で歩けたので、朝4時半に出てスーツケースを持って空港まで歩いていくことにしました。
これが日本なら何にも問題のない話なのですが、ここはアメリカ。治安がどうなるかが気になります。「やばそう」という場所ではないのですが、明るい昼間でも人気がなく、それはそれで不安になります。
僕が必要以上に警戒しすぎているのか、警戒しすぎるくらいでちょうどいいのかはわかりませんが、とりあえずこの時は大丈夫でした。
本当なら「安全はお金で買う」意味で、タクシーに乗ったほうがよいんでしょうけどね。(英語でタクシー呼ぶのは僕にはキビシイんです。)
サンノゼは前泊後泊で2泊しましたが、ほぼ移動のための宿泊になり、結局何も観光できませんでした。
本当は路面電車に乗ってアウトレットモールに行きアバクロで安いTシャツでも買って来ようと思っていました。
夕方7時くらいに路面電車の駅に行ったら、独り言をぶつぶつ言ってる人や、ヒップホップな兄ちゃんとかがいて、なんとなく恐くなって逃げてきました。
ここは異国の地。やはり初心者が出かけるなら明るい時間にすべきですね。
そうはいってもサンノゼは良い街そうなので、次回は観光したいですね。
現地でお世話になった人にマッサージをすることになりました。
普段は私は「マッサージを受けたいと思って、お金を払って受けに来てくれる人」に対してマッサージします。
しかし、今回はお礼にと私から申し出たもので、その人がそもそもマッサージを受けたかった訳ではありません。そして過去にも受けたことがないそうです。
もちろん「受けたい」と言ってくれたのでマッサージをすることになったのですが、いつもの「お客さん」とはやはり違います。
「マッサージを(あまり)受けたことがない」という人は、マッサージをしていて「すぐにリラックスしてくれる人」と「緊張がとけずにリラックスしきれない人」に分かれてきます。
緊張が解けないのは、まあ仕方ないですよね。なにぶん慣れないことで「何をやられるんだろう」と(頭では大丈夫だと思っていても)体は警戒モードになってるのですから。これはある意味では当然だと思います。だって、他人に体を触れられるのは、危険な可能性もある訳ですから。
そうはいっても、いちおう私はプロ。
できればマッサージを受けてリラックスしてもらいたい。
こういう時は、いかにその人にリラックスしてもらうかに重きを置きます。
「体をほぐすため」ではなく「リラックスしてもらう」ためのマッサージ。
「ゆっくり」「優しく」でリラックスできる人もいれば、それでは「まどろっこしい、何やってるの?」と感じる人もいます。
自分基準ではなく、その人にとって何をされたらリラックスできるかを感じ取って施術していきます。
これって普段から心がけるべきことなのに、普段は効率よく・効果的に施術することに重きを置いているなと反省しました。
たまに違った環境に置かれると、意外な発見があって勉強になります。
さて、この方。なかなか緊張が取り切れないようでしたが、最後は満足してもらえたようです。「またやってね」とも言ってくださいました。
うれしい、よかった。
マッサージってやっぱり楽しいですね。
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