ハジケる

先日、大阪でのトレガーアプローチの練習会に参加してきました。

トレガーアプローチとは、今、習っているボディワークのことです。

マッサージは仕事として１０年以上の経験はありますが、トレガーアプローチでは全くの初心者です。
初心者として真っ新な気持ちで取り組んでいますが、初心者らしくいろいろと壁にぶつかっています。

ワークショップで習ったことをやってみるのですが、できていたつもりが全然できていなかったり、教えてもらったこともきちんと理解できていず、間違って覚えていたりです。

何をやっていいかわからず混乱状態にもなります。

できないからできるようになる為に練習をするのですが、できない事の辛さが先に立ち次第に気持ちが塞いできます。
自分の悲観的な性格が出てきてしまうんでしょうか、できる（ようになった）事よりできない事に気が行ってしまいます。


きっと暗い顔をしていたんでしょうね。
そんな気持ちを見透かされてか、練習相手の先輩にこんなことを言われました。

「最近、ハジケたことありますか？」

その先輩が本当はどういうつもりで言ったのかはわかりませんが、自分にとって何か根本的なことを気づかされました。

ハジケたこと、、、思い出せないです。
嫌なことはないし、それなりに楽しく過ごしてはいるけど、心の底から大笑いしたり我を忘れるほど楽しさに没頭したことって思い出せないです。


「ハジケる」にはいろんな意味があるのでしょうが、頭で考えた行動ではなく自分の好きなままに没頭するくらい行動することでしょうか。

確かに自分は、「頭で」考えてしまうクセがあって、「心の」赴くままに好き勝手なことをしていない気がします。

「そんなに頭で考えすぎないで、もっと自由に楽しんでみたらどうですか」

そういうメッセージだったのかもしれません。



練習会の後の懇親会。
普段はほとんど懇親会とかに行かないのですが、ちょっと意識して「ハジケて」見ました。（単に、お酒を飲んだだけですが）