ご存知の通り、タイにはマッサージ店がたくさんあります。
タイ旅行の目的の一つがマッサージの人も多いのではないでしょうか。
タイでのマッサージのメニューの多くは、タイ式、オイルマッサージ、フット(足つぼ)、それとスパではスパメニュー(スクラブなど)になります。
街中の一般店なら、1時間千円くらいで受けられます。
(タイ式200バーツ、オイル300バーツくらいかな)
安いので毎日のように通うのですが、残念ながら必ずしもみんなが上手と言えないのも事実です。
カーテンで間仕切りしただけのような一般店は安く、スパなどで個室になると値段は高くなります。
値段が上がって部屋の広さや装飾は良くなっても、マッサージの技術が必ず上がるとも言えず、結局はその人次第です。
実は、今回の滞在で一番上手だと思ったのは、ナイトマーケットで受けた路上のマッサージでした。
ものすごい混雑した通りに、ずらりと並べられたプラスチックの椅子に座り、「公開処刑」みたいに受けます。
施術してくれたおばちゃんはひたすら隣の人と喋りまくっていましたが、押すポイントはほぼ的中していました。
これで、30分80バーツ(約280円)。侮れません。
タイのオイルマッサージは、スウェディッシュをベースにしてはいるものの、かなりタイ式の要素が入っていて、強押しのツボ押し系が多いのが特徴です。
「しっかり効かせる」のが好きな人向けです。
「オイルマッサージだから優しく」する必要はないとは思いますが、治療的にしっかり効かせるのを追及しているわけでも、リラクゼーション的にリラックスを追及している訳でもない、中途半端な施術をしているオイルマッサージが(僕が受けた限りは)多かったです。
なんとなくオイルマッサージをしている、という感じ。
(これは全然タイに限ったことではなく、日本でも同じです)
オイルマッサージにはオイルマッサージの良さがあって、
リラクゼーションにはリラクゼーションの良さがあって、
それを「なんとなく」じゃなくて「しっかり意識して」施術するとぐっと良くなるのになぁと、同業者として思うのでした。
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