甲府の少し先の甲斐市へNARD農場研修に行ってきました
NARDは僕が勉強をしているアロマの団体です
精油がどのようにして作られるかというのかを見学できる貴重な体験です
まずは、精油の原料となる植物(ハーブ)を見学
私は恥ずかしながら植物をほとんど知りません
ローズマリーもローレルも初めて見ました
レモングラスやユーカリレモンの葉を揉むと本当にレモンの香りがするので驚きました
植物ってすごいですね
「私の一番好きな精油はウィンターグリーンです」というと、アロマ好きな人には怪訝な顔をされます
強い湿布の匂いですが、私はこの匂いをかぐと心が落ち着きます
ここの農場にもウィンターグリーンがありました
少し赤みがかかった葉で、かわいらしくも力強い感じの小さな小さな植物でした
ウィンターグリーンの香りの良さがこんな小さな葉から出ているのかと思うと逞しく感じます
さすがウィンターグリーンです(ベタボメ)
NARDが使用する精油の最大の特徴は品質の良さです
品質については多くのこだわりがありますが、その中の一つ、農薬について講義をしてくださいました
無農薬とうたうには、農場で草取りや防虫・殺虫のために農薬を使わないのはもちろん、周りからそこの土壌が汚染されないようにする必要もあります
大量の原料が必要となる精油づくりには、その農場も広大になります
そこで農薬を使わず栽培することは本当に難儀のようです
世間には「無農薬」と書かれた商品が多く存在しますが、実際には無農薬かどうかをきちんと検査すること無く販売されているものも多いそうです
NARDは無農薬や高品質の精油を提供するために多大の労力と費用をかけています
雑貨店で格安に売られている精油の中には香りが良いものもありますから、芳香浴で香りを楽しむくらいの使い方であればさして問題が無いのかもしれませんが、
NARDのようにメディカルで代替医療としてアロマを実践するにはそれ相応の品質の精油が必要であり、ここまで苦労して精油をが作られていることを知るとその1滴も無駄にしてはいけないなと感じるのでした
蒸留するために、ユーカリラディアタの葉をむしっているところ
この日は農場研修のために休みをいただいたのですが、
(ご不便をおかけしたお客様には申し訳ありません)
その日の夜に十条で夏祭りがあるので、特急に飛び乗り、急いで途中参加してきました
お神輿を担ぐのも今年で何回目でしょうか
担ぎ手となる男が足りないのも理由でしょうが、
地元でも住人でもないのに呼んでいただいて感謝です
お神酒を飲んで(缶ビールですが)、ソイヤと掛け声をして、暑い中練り歩いていると、軽いトランス状態になります
きっと昔は数少ない非日常体験をこうやって楽しんでいたのでしょう
8月も中旬に入り、うかうかとしていると夏も終わってしまいそうです
もっと夏を楽しみたいですね!
[2回]
http://oil.blog.shinobi.jp/Entry/238/農場研修