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【旧】てあてやブログ -アロマオイル整体&エサレンボディワーク

Home > 2014年1月クムアルバ・ロミロミワークショップ&ハワイ滞在記

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クム・アルバのロミロミ 【ハワイ訪問日記(4):クムアルバ ロミロミワークショップ編】

ここからクム・アルバのロミロミワークショップについて書いていきます。

クムとはハワイ語で「先生、師匠」のような意味です。
アルバ・アンドリュース氏に親しみをこめてアンクル・アルバとも呼んでいます。
クムアルバはパーオラというロミロミのグループを率いています。
パーオラにはポーマイカイという若い女性のクムもいます。
今回のワークショップでは、主にポーマイカイが教え、お弟子さんたちがサポートに入り、大御所のアンクルアルバは要所で出てきていました。


クムアルバのロミロミは一言で言うと治療。スパロミ(スパで行われているロミロミ)とは一線を画します。
施術の流れは、問診、着衣でのストレッチ(というか整体)、アジャストメント(関節矯正)、オイルマッサージです。
アジャストメント(首や腰の関節を鳴らす、いわゆる「ボキボキ」)はカイロプラクティックのテクニックと似ていますし、全体の流れもカイロのようだと思いました。
クムアルバのアジャストメントがカイロの影響を受けたのか、それとも偶然や必然なのかは聞かなかったのでわかりませんが、着衣のストレッチとオイルマッサージは、ルアというハワイ伝統の武術に基づくようです。
型を演ずるのがロミロミやフラダンスであり、それを対戦させればルア(武術)。

オイルマッサージは、前腕を使うという点ではいわゆるロミロミっぽいですが、優しい感じではなく、かなり効かせる強さで行います。



ワークショップ後半では、オアフ島にあるクリニックに見学に行きました。
ここは治療院。お客様というより患者が、症状を診てもらうために来ます。
私はその場に居合わせませんでしたが、早めに見学に行った人によると、ぎっくり腰の人が担がれて来て施術後に歩いて帰っていったところを見れたそうです。

ここのロミロミを見たらロミロミの概念が変わりました。
ハワイの伝統に基づく治療法としてのロミロミでした。

スパロミのようなリラクセーションもいいですし、スピリチュアリティを大事にした神秘的なロミも好きです。
しかしここの伝統医療的なロミには重みを感じました。



ワークショップ中に見たポーマイカイ(先生)のデモセッションに感動しました。
普段は優しいポーマイカイが、オイルマッサージのセッションが始まった途端に何かが乗りうつったようになりました。神憑り(かみがかり)のようでした。

パーオラのオイルマッサージは、ほぼ前腕だけで行います。全身をロングストロークし、各部位にディテールワークをしていきますが、エサレンとは違う野獣的なリズムと動きで、まるで龍や虎が獲物を襲っているような印象をもちました。

見ていて惚れ惚れしました。こんなにかっこいいロミロミがあるのかと感動しました。
デモセッションは武道の演武のようでした。


一人の人間の中に、男性性・女性性があると言われていますが、ポーマイカイのデモセッションでは男性性が強く出ていました。惚れこむくらいのかっこよさでした。

それと比べると、僕のエサレンは女性性が強く出ている気がします。
女性性のエサレンはこのままにして、男性性の強いエサレン(ロミロミでも)ができたらなと思いました。


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ホステル&コンド 【ハワイ訪問日記(3):カウアイ編】

ハワイは基本的に物価が高く、ホテル代も高いです。
私が調べた時は、豪華ではない普通のホテルでもリゾートフィーなどを入れると1室150ドルくらいしてしまいました。
二人で泊まればまだいいのですが、一人で夜に寝に帰るだけだとちょっともったいない。
車があれば郊外に出てB&Bなど選択肢は増えるのですが、運転できない僕は場所も限られます。
予算のこともあり、カウアイ島ではホステルを選びました。

ホステルとは、ホテルのような豪華ではない宿泊施設です。
日本語だと「ユースホステル」に馴染みがあるかもしれません。
一般的なホステルは、部屋は個室か共同部屋で、バスルーム(シャワー&トイレ)は共有、キッチンも共有です。
学生寮のような共同生活に慣れた人なら大丈夫でしょう。

ただ泊まるだけというよりは、滞在者同士の交流を求めている人も多いと思います。

カウアイ島のカパアにあるカウアイビーチハウスホステルは、なかなかよかったです。
私は個室をとり、1泊70ドル。二人ならかなりお得だと思います。

カウアイ島という土地柄もあるのか、利用者は年齢層が高めで、騒ぎ立てるような人はいなく、みな礼儀正しかったです。

このホステルは名前のとおり、海の前に面しています。
東向きなのでちょうど朝日が見られます。

朝日を浴びながら散歩したりヨガをする。聞こえてくるのは波の音とニワトリの鳴き声。プライスレスな贅沢です。

このホステルで韓国人の人と出会いました。
たまたま私がアメリカ人の知り合いと「カムサハンミダのカムサは感謝です」と話しているところを聞いて、韓国人かと思って声をかけてきたのでした。
その後、偶然にもホノルルの空港でも会い、お互いに再会を驚き喜びました。
私の拙い英語ではたいした会話もできませんでしたが、こうやって仲良くなれるとうれしいものです。

 

カウアイ島では3泊ホステルに泊まる予定でしたが、知人の知人のコンドミニアムに泊まれることになり、移動しました。

プリンスビルという高級リゾート地にあるこのコンドはとても居心地がよかったです。
知人とその知人はアメリカ人で、二人でアメリカンフットボールの試合を見ていたので、英語もアメフトのルールもわからない僕は、一人庭に出てヨガをしたり本を読んだりしていました。

ただ、ごろごろと時間を過ごす。
せっかく観光に来たのだからと、あちこち見て回りたくなるものですが、何もしないというのも贅沢なものです。
結局カウアイでは観光をすることもなく、ゆっくりのんびりと気持ちよく過ごさせてもらいました。


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痛いマッサージ 【ハワイ訪問日記(2):カウアイ編】

カウアイ島では知人に紹介されたマッサージを受けてきました。
その人は住宅地の、看板もない普通の家の普通の部屋で仕事をしています。「サロン」という感じは全くありません。
HPはあるもののそれで来るお客さんはいない気がします。ほとんどが紹介でしょう。
それなりに固定客がいるようです。

仕事としてお客さんを呼ぶ場合は、それなりに気を使って部屋をきれいにしたりするものだと思いきや、彼にはそういう気張りがないようです。
100%生活感アリです。
だからといって私はそれを不快とも感じませんでした。


「勉強になると思うから」と知人から紹介されたのですが、確かに特徴的で勉強になりました。
彼の施術は一言で言うと「痛い」です。とにかく痛い。
オイルマッサージというよりは、整体です。
トリガーポイントや硬結(コリ)を狙いまくり、柔軟性・可動域を上げるために筋や腱をかなり伸ばします。
僕も痛いところを狙うほうですが、彼は痛いところしか狙いません。気持ちよいマッサージをしようという気は(あまり)無いようです。
「私はいろいろな強さのレベルに合わせられるから」と言っていましたが、きっとどの人に対してもかなりの痛さで行く気がします。

紹介してくれた知人が「彼から施術を受けると、小さくて細い女性が普段どんな気持ちで大柄の男性施術者から受けているか感じられるよ」と言っていました。
確かに、そんな気分になれました。

3時間ずっと痛いマッサージを耐えて受けていました。
痛みに耐えながらいろいろなことを考えていました。

痛みにも色々な種類があるもので、「気持ちの良い痛み」もあれば「耐えられない痛み」もあります。

いわゆる「いた気持ちいい」は、「よし、そこそこ」と嬉しくなります。
それと比べて、「きつい痛み」は、本当にきつい。苦痛です。

痛いマッサージの後に気持ちの良いマッサージが来ると、ほっとします。台風一過、もしくは冬の後の春のようです。
それに対して、我慢して痛みに耐えたと思った後にもう一度同じ痛みが来ると、「またか」という絶望のような気持ちになります。

痛い後に優しいのが来るか痛いのが来るかで、受け手の感じ方はだいぶ違います。


痛みを必死に耐えていると、「なんでこんな痛い思いをしなくてはいけないんだ」という怒りや、「まだずっと痛いのが続くんだ」というあきらめが生まれます。イタイイタイと叫べば気がまぎれて現実逃避できると覚えたり、本当に痛いのを我慢して恐怖感すら生まれてきます。痛さが一線を越えると失神さえもします。この時の自分も、痛み続けて震えるように息を乱していました。(実際に自分は過去に痛くて失神しかけたことがあります。)

まるで人生の縮図のような時間でした。


私はこの人に対して決して悪口を書こうと思っているのでありません。
なぜ彼がここまでして強くしているかの理由がわかっているからです。
ただ、この痛みはみんなが受け入れられるわけではない。
自分はここまで強くしようとは思いませんが、「必要な痛み」がある場合、どうすれば受け入れてもらえやすくなるかということでを考えました。


エサレンのティーチャーでペリーという人がいます。
私は1回しか彼のワークショップを受けたことがありませんが、彼はその点をとても上手にやっていると思います。

彼の「ディープボディワーク」にはかなり痛い強圧の時があります。
受け手に痛みを与えるかもしれませんが、痛いかもしれない場所には本当にゆっくりと優しく入って行きます。そうすると侵略的でなくなり、耐えられやすくなります。

痛い後には必ず優しくフォローして安堵を与えます。痛いのですが、全体的には痛みよりも優しさが感じられる施術です。

むやみやたらに痛いのではなく、その痛みが受け手にとって意味のある必要な行為ということを感じさせながら施術しています。


痛みが伴うほどの強圧は、必要だという考えも必要でないという考えも、両方あります。
痛くないほうがいいでしょうが、強圧で効果が出るのは確かです。強圧を受け手にどう与えるか。その時に出る痛みをどう扱うか。そんな大きな課題考えながら、痛いマッサージを受けてきました。


いやー、本当に痛かった。できたら次は気持ちいいマッサージを紹介して欲しいな。

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大韓航空 【ハワイ訪問日記(1):カウアイ編】

2週間の休みを取り、ハワイに行ってきました。
期間中に施術をご希望のお客様にはご不便をおかけいたしました。


今回のハワイ訪問で、東京-ホノルルは大韓航空を使いました。
大韓航空は(たぶん)初めてです。
前から評判の良さを聞いていましたが、実際に乗ったらやはり良かったです。
何を持って良いとするかは人によっていろいろでしょうが、接客サービスは日本人にも合うと思います。
気配り・気遣いは日韓で似ているのでしょうか。

機内サービスでは、新しい新聞、雑誌、アメニティ(スリッパ・歯ブラシ)がもらえ、機内食のカトラリー(フォークなど)が使い捨てじゃなかったです。
他の航空会社はよくわかりませんが、僕が最近使うところ(国際線はデルタ)はそうではないので、「昔はもらえたな」と懐かしく思いました。
というか、今でも日系などはもらえるのでしょうか?

カトラリーが使い捨てじゃないのはいいことですが、アメニティをみんなに配るのはどうかと思いました。
いろいろもらえるのはうれしい気もしますが、みんながスリッパを使うわけじゃないし、一度配ったものは再使用しないでゴミになるでしょう。もったいないです。
そんなことを言い出したら、世の中もったいないものだらけになってしまいますから、ある程度は仕方ありませんね。

飛行機は行きも帰りも空いていて、ホノルル行きは利用率33%だとカウンターの方が言っていました。
おかげで席を横1列(4席)を占有して、横になって寝れました。
人生2度目の「エコノミーベッド」です。これができるとかなり寝れるんです。
幸先の良いスタートになりました。


帰路の機内食は、ビビンパにしました。
噂どおりおいしかったです。辛いものがまったくダメな私ですが、コチュジャンが別になっていたので、辛さゼロにできました。

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