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【旧】てあてやブログ -アロマオイル整体&エサレンボディワーク

Home > 2015年5月エサレン研究所&カリフォルニア旅行記

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クレセントシティ-エサレン研究所&CA旅行記(7)CA各地編

カリフォルニア州最北端の街、クレセントシティに行ってきました。
観光地ではないこの街に行ってきたのは、以前エサレンマッサージのワークショップで一緒だった人と仲良くなり「ぜひ遊びに来て」と言われたからです。

クレセントシティにも空港があるのですが運悪くこの時は一時閉鎖されていたので、サンフランシスコから飛行機を乗り継ぎオレゴン州のメドフォードに行き、そこから車で2時間かけて行きました。
移動は大変ですが、やはり移動時間が長いと旅をしているって感じがしていいですね。

ちなみにメドフォードは「パワースポット」として有名なマウントシャスタの最寄りの空港になります。
せっかくメドフォードまで行ったのだからマウントシャスタに行きたいなと思ったのですが、遠くなってしまうので今回はあきらめました。
きっと、天邪鬼な僕には、世間で騒がれるような場所じゃないところのほうが向くのでしょう。(と、負け惜しみを言ってみる)



「クレセントシティに四日間遊びに行く」と他のアメリカ人の友達に行ったら、「4日も?何もないよ」と言われてしまいました。

確かに何もない小さな街でした。
だけど、それがすごくよかったです。
観光地ではない、普通の街を体験できてとてもよかったです。


クレセントシティは太平洋に面しています。
海沿いをハイキングしたり、海岸でピクニックしたりしたのですが、周りに建物はなく、自然をそのまま感じられます。周りに自分たちしかいないというのは、自然を独り占めしているようで本当に贅沢なことです。こういうのは「何もない」場所だからこそですね。



ちなみにこの写真は、海で捕ったムール貝を料理していてくれているところです。
おいしかった!



クレセントシティにはレッドウッド国立州立公園があり、トレッキングに行ってきました。
レッドウッドとはスギのような木で、この公園には樹齢1000年くらいのものがあるそうです。どの木が何年と具体的にはわからないのですが、それでも明らかに大きく古そうな木ばかりです。

「古い」「おじいちゃん」な木がたくさんあるからか、その土地にはなんだか「眠って」いるような印象を受けました。「死んで」はいないんだけど、「イキイキとした」感じがまったくしません。まるで、人気のない図書館の、誰も読みに来ないような本が並んでいる書架にいるような感じでした。



現地でマッサージの仕事をしている人に来てもらい、3人でマッサージ練習をしました。
モデル一人に対して二人で施術をする、いわゆる2 on 1です。

2 on 1は受けるのもするのも初めてです。
リゾート地にありそうなものは、施術者二人がきちんと動きを合わせてシンクロさせてやるのでしょうが、今回は即興の練習なので、それぞれが勝手に動きます。勝手に動くのですが、やってみると意外とそれがうまく動くものです。相手にあわせたり、逆に自分がちょっとわがままに動いてみたりと、ダンスをするようで楽しかったです。

受けた感想は、二人がそれぞれの動きをするので、最初は集中できなくて違和感があるのですが、そのうち左右(上下)の動きが判断できず頭で考えられなくなり、トランス状態のような感じになっていきました。
なかなか不思議な体験でした。

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サンフランシスコ-エサレン研究所&CA旅行記(6)CA各地編

サンフランシスコでは友人宅に泊めてもらいました。
SFはホテルが高いので金銭的に助かったのはもちろんですが、現地の生活が見れるという点でもとてもよかったです。

ちなみに夜ご飯は宅配のピザ「だけ」でした。
サラダ用意したりとかそういうのは無し。ピザにコーラ。
ああ、アメリカって本当にこういう夕食なんだなと実体験できました。
(決して文句ではありませんよ。ピザは美味しかったです。たまにならこういう食事もOK)


友人宅の近くにヌーディストビーチがあるようなので行きたかったのですが、寒波が来ていてとても寒く、残念ながら裸になるような気温じゃなかったので、海岸をお散歩しました。冷たい風が気持ちよかったです。
メトロN Lineの終点辺りを散歩したのですが、この駅前で朝食に食べたエッグベネディクトが美味しかったです。



午後はダウンタウンのほうに行きました。
海側と違い、風が少なくて比較的暖かかったです。

ドロレスパークでのんびりゴロゴロしていました。
ここは観光客というよりは地元の方が行くような公園です。
何か特別なものがある訳ではないのですが、ここから見る景色と、平和な雰囲気が好きです。それと、ゲイの街カストロが近いこともあり、陽気な方々が多いのも楽しいです。



ここで、シートを敷いて友達にタイマッサージをしてあげました。
タイマッサージは、着衣のままでできるし、マッサージテーブル(台)でなくてもできるし、仰向けも多くできるから受けている方は楽だし、何より施術する自分も気持ちいいのがいいですね。

周りの(見知らぬ)人たちが、「いいなぁ」という顔をしていました。
えへ、いいでしょ。

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コミュニケーション-エサレン研究所&CA旅行記(5)エサレン研究所編

エサレン研究所で、私が好きなことがあります。
それは、目で合図することです。
道を歩いていてすれ違う時、ドアホールド(他の人の為にドアを開けて待っててあげる)する時など、ほとんどの人がにっこり微笑んで目で合図してくれます。
"Thank you"と言葉にする時もありますが、この目で合図するアイコンタクトが私は好きです。

アメリカではアイコンタクトをする人が比較的多いのですが、エサレン研究所と街中ではその度合いが違います。ほぼみんなしています。
研究所を離れて街でアイコンタクトをする人が少なくなると「下界に降りてきたな」と感じます。そう、エサレンは天国みたいな場所なんです。



私は英語が話せません。
全く話せないわけではないのですが、言いたいことの1/10も言えません。
(なので、いつも通訳付きのクラスに参加しています)
今は英語はわからないけど、いつかは英語ができるようになりたい、現地の人とコミュニケーション取れるようになりたいなと思っています。

エサレンで一人で温泉に入っている時、一人で食事をしている時など、たまに近くの人が声をかけてくれます。
「いつかはコミュニケーションを取れるようになりたい」と思っているのだから、それを実践すればいいのに、実際にはうまく英語で言えずに逃げ出したい気分になります。(そして、たまに本当にその場を逃げ出す・・・)

情けないなと思いつつも今の自分の語学力じゃ仕方ないかと自分に言い訳していたのですが、それは間違いであると思えることがありました。

それは、とあるメキシコ人の人を見た時です。
彼はエサレン研究所で働いているのですが、英語がほとんど話せません。
確かアメリカには10年近く住んでいるようですが、英語は単語程度しか知らないようで、「よくこれでアメリカに住んで働いていけるな」と驚くほどです。
しかし、その彼は片言の単語で、話の内容があるような無いような会話でみんなと笑顔で仲良くやっています。

きちんとした言葉で正しくメッセージを伝えることはもちろん大切ですが、コミュニケーションはそれだけではない。というか、むしろそれ以外の「伝えたい」という気持ちや、それを伝えようとする行為のほうが大切なんだろうなと思いました。



文章が言えなければ単語でいい。単語が言えなければジェスチャーでいい。
伝えられないからと逃げ出すのではなく、伝えられる方法を探せばいい。

単語や文法を覚えるのも大切ですが、伝えようとする度胸が自分には必要だと感じました。

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エサレンでマッサージ-エサレン研究所&CA旅行記(4)エサレン研究所編

今回の滞在では「今、その時を楽しむ」ように心掛けました。

ネットとかブログを書くのような後からできることは後回しにして、
ご飯を食べてるときはその味を楽しみ、
人がいる時はその人との時間を大切にし、
良い景色の前では景色を楽しむようにしました。
だけど、これがなかなか難しい。
「今」を大切にするのは難しいなと改めて思いました。
生活そのものが修業と考える禅みたいですね。



エサレン研究所にいる時にこそしたいこと。やはりそれはマッサージをすることです。
今回は(も)滞在中は、クラスの合間を縫ってマッサージをして(&受けて)きました。

晴れた日の太陽の下で行うマッサージ、
お風呂場の適度な湿度と大きな波の音に囲まれながらのマッサージ、
水曜夜恒例のディジュリドゥ演奏の最中のマッサージ、
ああ、こんな最高のシチュエーションでマッサージができて自分は幸せだなと思いました。

 

今回の滞在中で雅子さんからマッサージを受ける機会がありました。
雅子さんとはこのワークショップでの通訳とコーディネーターをしてくださった方です。
http://esalenbodywork.jimdo.com/


彼女からマッサージを受けるのは初めてです。
いろいろと噂は聞いていたのでどんな感じだろうと期待していたのですが、期待にたがわず良いものでした。

まず最初に僕の体に手を軽く置いたのですが、その時にもう、体が動けなくなってしまいました。(変な例えですが)標本箱で昆虫がピンで押されて標本にされたみたいです。体は言うことを聞かず、頭はぼんやりとした状態で、ただただ気持ち良いマッサージを受けるのみでありました。


一般的にマッサージというと、解剖学的にどこかの筋肉に沿ってすることが多いです。もしくはエネルギーワークと呼ばれるものもあります。
雅子さんのはそのエネルギーワーク的な要素が強いのだとは思うのですが、なんというか、そういうカテゴリー分けを超えた次元が違うタイプでした。

雅子さんのすごさか、場(エサレン研究所)の力があいまったのか、とにもかくにも不思議な体験でした。

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本場のエサレンマッサージ-エサレン研究所&CA旅行記(3)エサレン研究所編

エサレン研究所では、有料でマッサージを受けられます。($125/約75分)
私はここでエサレンマッサージを受けるのが大好きです。
エサレン研究所に着いたらすぐに予約に行きます。自分の空いている(クラスの合間の)時間とその時に可能なマッサージクルーとを照らし合わせます。
前に受けてよかった人、良いと評判の人、初耳の人、ああどの人にしようと、幸せな悩みに入ります。


今回は滞在五日半の間で、3セッションを予約しました。
女性のDさん、この方は以前にも受けたことがあり、素晴らしいセッションは経験済みです。
男性のMさん、初めてですが、知人からの紹介です。
男性のPさん、この方も初めてで、情報は皆無です。


エサレン研究所のマッサージクルーで外れたことはないし、外れと聞いたこともないので、絶対的な安心感があります。

受けた感想ですが、もちろんよかったです。

「良い」といっても、皆がそれぞれ個性を持っていて、それなりに良いのです。いろいろなバリエーションがあります。
もしかしたら好みに合う・合わないはあるかもしれません。だけど、たとえ好みと違っても「こういうのもいいかもね」と思えるレベルの高さがあります。


例えて言うなら、料理。自分は辛いものが苦手なのでタイ料理は敬遠します。だけど優秀な料理人(給仕)なら、「辛いものが苦手でも、タイ料理にはこういう料理もありますよ」とお客を思ってチョイスできると思うのです。
エサレン研究所のマッサージスタッフは、そういうやり取りを言葉だけでなく、察しながら行ってくれるのです。だから安心して任せて受けていられます。



私はエサレンマッサージを朝受けるのが好きです。
一番早いのは8時から受けられます。

朝6時くらいに起き(というかキツツキに起こされ)、まだ人の少ない食堂でコーヒーを飲み、ゆっくりと温泉に入りながら体を温めて、穏やかな朝の太平洋を見て心を空にし、それから受けるマッサージ。
夜と違って体は疲れていないので眠くなることはなく、だけど起きているような寝ているような半覚醒の状態で受けられる。終わった後も波の音を聞きながらぼっとしていられるのが極上の幸せです。


エサレンマッサージというと「ロングストローク」がその代名詞のように言われます。
全身を(足先から体を通って頭や手まで)繋げてマッサージしていくのですが、体を一つのストロークで繋げられると、自分の体が一つにまとまっていくように感じます。そして、体だけではなくて心と体も一つにまとまっていきます。

この全体的なロングストロークに対して、部分的に行うのがディテールワークです。

(これはあくまでも僕の主観ですが)
ロングストロークだけでも十分に気持ちよく、すごくエサレンっぽいです。大海原にぷかぷか浮かんでいるようなそんな気分になれます。
ただ、「肩がつらい」「腰が痛い」みたい時はディテールワークでその部位をやってもらわないと効いた「気」がしません。
エサレン研究所でのセッションは約75分。この限られた時間で、ロングストロークとディテールワークをどう組み合わせるかがそのプラクティショナーの個性のような気がします。

マッサージを受ける経験が増えてくると、なまじっかこんな分析をしてしまいます。
本当は無心で素直に受けるのが一番なのですが。職業病ですね。


前述のDさんの時も、マッサージがスタートして最初のうつ伏せの時はいろいろと頭で分析しながら受けていました。
しかし、後半、仰向けになった時に、彼女が僕の胸を指で押さえ、それから頭を触れ始めたら、僕はそこで思考がストップしてしまいました。寝てはいないのだが、もう考えることができず、ただただ無心でマッサージを受けるだけ。終わった後も、ミノムシみたいにシーツにくるまりながら波の音を聞き、心と体とこの波の音とが統合されるのを待つだけでした。

上手い・下手というレベルを超えたすごさがあります。
やはりここのマッサージは格別です。

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