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【旧】てあてやブログ -アロマオイル整体&エサレンボディワーク

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出張施術

みなさんは出張施術をお受けになりますか?
出張施術とは、(店やサロンに行って受けるのではなく)、お客様宅やホテルの部屋などに施術者を呼んで受ける施術のことです。



私自身が出張施術を受けた時に感じること・思うことを挙げます。

・うつ伏せの時は顔を横に向けていることが多いが、その姿勢で長時間はつらいし、長く寝ていると首が痛くなる。

・(ホテルなど)ベッドの上だと、施術するのが大変そうで、その大変さが伝わってくるときがある。

・マッサージオイルはシーツや枕につけないで欲しい。洗えば落ちるのであればいいが、施術者によっては酸化しやすいオイルを使う人もいてオイルが取れなくなることもある。

・いくらホテルとは言えども、見ず知らずの人を部屋に入れ体を任せるには不安が付きまとう。ホームページなどの情報が少なすぎる場合は予約するのをためらう。

・出張施術は料金が高いことが多い。受ける身としては高いより安いほうがいいが、安い場合はそれはそれで安い理由が気になる。



当店も出張施術を行っています。
実は私はどこかで「出張施術のやり方」を学んだわけではありません。自分にある知識や技術を用いて、試行錯誤しながら見つけていきました。
お手本となる出張施術を知っているわけではないので、「自分のやり方はこれでいいのだろうか。もっと良い方法はないだろうか」と考えながら行っています。

6年以上出張施術をしていますし常連のお客様も多数いらっしゃるので、今の方法も悪くはないとは思うのですが、もっと良い方法があるのではないかと思っています。

施術を極めるために「終わり」がないのは楽しいことです。



ただ、自分には、明確にできていないことがあります。
それは出張施術時のエサレンボディワークです。

エサレンはロングストロークが特徴の一つです。就寝用ベッドやお布団の上だと、このロングストロークがうまくできません。圧が不安定になったり、途切れたりしてしまいます。がんばればできなくもないのですが、ロングストロークをすることが目的にとなっては本末転倒です。なので、割り切って、ロングストロークは無理にしないで、部分的な施術になっても、お客様のことを感じながら触れるのを優先するようにしています。

以前エサレンの恩師に「出張施術の時はどうすればよいでしょうか」と質問したことがあります。
「マッサージテーブルを持参するのが一番いいだろうね」という答えが返ってきましたが、日本の普通のビジネスホテルやお客様宅には、マッサージテーブルを置く場所がないのが現実です。

なんとかして、就寝用ベッドやお布団の上で、今よりいい方法はないかと考えております。




ところで、来年2014年の年始に大阪で施術を行います。
数えてみたら6回目になります。
毎年、いつも来てくださってる方には本当に感謝です。
大阪で施術をお受けになりたい方はぜひご利用ください。
詳しくは下のリンクをご覧ください。

http://oil.blog.shinobi.jp/Entry/574/

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お米屋

普段はスーパーを使っていますが、お米を買うときだけはお米屋さんに行っています。味覚に繊細ではないのですが、そんな僕でも違いがわかるほどおいしいのです。ちょっと遠いのですが毎回楽しみに買いに行っています。大手じゃなくて個人商店を応援したいという気持ちもありますしね。

ここのお米屋さんにはお母さんとお兄ちゃんがいます。(お兄ちゃんと言っても立派な大人ですが。)店番がお母さんの時は天気などの世間話をするのですが、お兄ちゃんの時は特に話すこともありません。(もちろん接客に必要なことはきちんと話してくれます。)男女差だと思うのですが、一般的に男はしゃべらない人が多いですよね。僕も、精米の間、黙っていて特に困ることはありません。

しかし、このお兄ちゃん、お米の話になるとしゃべるんです。 ここのコシヒカリはどうとか、今年はこの場所は雨が少なくてとか、台風前と後でだいぶ出来が変わってとか。すごく楽しそうにしゃべるし、その知識も豊富。 正直に言って、僕はコシヒカリもコシイブキもつや姫も他のも、どれもおいしいと思うけどその違いを語れるほどの差はわからないのです。 だけど、このお兄ちゃんは違う。すごく楽しそうに語ってくれます。生き生きと語りだします。 お米屋だから当たり前?いや、そんなことないと思います。たぶん、お米に対する愛情が違うんでしょうね。それが伝わってきます。 やっぱりお米を買うならこういうお店だなと改めて思いました。

こういうことって、どの商売にも共通することですよね。 お米屋も、魚屋も、スーパーも、マッサージ屋も、保険屋も。 その業界のことが好きなら知識も多いし、その良さを伝えたいと思うはず。 自分もこのマッサージ・リラクゼーションの業界が大好きです。自分は好きな仕事に就けて本当に幸せだと思っています。だからこのお米屋さんみたいに、自分もマッサージ・リラクゼーションの良さをもっとみんなに伝えていきたいなと思いました。

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「ごちそうさん」

NHKのドラマに「ごちそうさん」というのがあります。
このドラマをいつも見ているわけではないのですが、印象に残ったシーンがあったのでブログに記します。



大正時代の街の洋食屋。
腕に自身のある料理人は本格的な洋食を客に出すが、洋食が珍しい時代からか、評判はよくない。
しかし、まかないに出しているケチャップライスとオムレツを出したら大好評であった。
料理人は本格的な料理を出すことを絶対だと思っていたので、まかない料理を出すことには抵抗があったのだが、客(である子供たち)の純粋に喜ぶ顔を見て、料理人としての本質を思い出すのである。



これを見て、自分にも共感できるところがありました。
自分はアロマオイルトリートメントやエサレンボディワークを生業にしています。
「本格的」というにはおこがましいですが、今まで習ってきたことや自分で得てきたことを大事に施術をしているつもりです。
しかし、それがお客さんが望んでいることとは限りません。
僕が提供するものとお客さんが望むものが一致する場合もありますが、完全一致ではなく部分一致のときもあるし、全然合っていないときもあると思います。


ドラマの料理人は、「洋食はフォークとナイフで食べるものだ」と決め付けていたので、使い慣れない客が箸を要求しても断ります。
「パンじゃなくてご飯を」という要求も断ります。
見た事も聞いた事も食べたことも無い味の料理に馴染めないでいる客に対して、本当の味がわからないのかと嘆きます。
そして、憤慨した料理人は「自分の味がわかる客だけ来ればいい」と開き直ります。


では、自分の場合はどうでしょう。
「エサレンは自分の心や体を感じながら受けて欲しい」と思うのは私の勝手で、受け手のお客さんはそんなことより、しっかり効かす強めのマッサージを望んでいるのかもしれません。

「このお客さんはストレスがたまっているようなので、鎮静系のアロマを使おう」と思っていても、そのお客様はその香りが好きでないかもしれません。

ダイナミックなストレッチも、お客さんによっては「何をやられるか不安だ」「そんなプロレス技みたいなの怖い」「股関節を開くのには抵抗がある」と拒否感をもつかもしれません。

自分もこの料理人と同じようなことをしていたのかもしれません。


ドラマの最後に、料理人は「自分は食べ終わった後の笑顔が見たくて料理を始めたんだ」と思い出します。
自分も同じで、施術はお客さんが喜んでくれるためにしているつもりです。
決して自分の独りよがりではいけません。


ドラマに例えて言うなら、「本格的な料理を出したい」「本当の洋食を知ってもらい、食べてもらい、満足してもらいたい」。しかし「本格的な慣れない洋食より、日本風にアレンジしたもののほうが受け入れてもらいやすい」かもしれないし、「アレンジしたからといって本質がなくなるとも限らない」。


15分のテレビドラマからそんなことを学ばせてもらいました。

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てあてや
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性別:
男性

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