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【旧】てあてやブログ -アロマオイル整体&エサレンボディワーク

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ぎっくり腰

●急性腰痛の種類

急に腰が痛くなることを「急性腰痛」と言いますが、急性腰痛にもいくつか種類があります。

・ぎっくり腰
・腰椎椎間板ヘルニア
・脊椎分離症
・脊椎すべり症
など

内臓が原因でも急性腰痛になることがあります
・腎臓系の病気
・尿路結石
など

このなかで、突然痛くなった場合で起こる確率が高いものは、ぎっくり腰と腰椎椎間板ヘルニアでしょう。
他のものは、確率としては低いと思います。


今回は、ぎっくり腰について説明します。
 

●ぎっくり腰の発生

ぎっくり腰は正式な病名でなく、一般的には「急激に身動きが取れなくなるほど腰が痛い」状態をさします。
発生原因はいくつか意見がありますが「腰の捻挫、肉離れ」が多いと思います。

※参考※
捻挫(ねんざ)とは「靭帯(骨と骨を繋ぎ止めるもの)が損傷している」ことで
筋挫傷(きんざしょう)は「筋肉が損傷している」こと。
肉離れは軽い筋挫傷を指します。
捻挫も筋挫傷も、軽く切れたものから、完全に断裂してしまうものまで程度はさまざまです。


【ぎっくり腰になったらどうすればいいの?】
ゆっくり休んでください。
動けるのなら動いても構いませんが、無理はしないでください。

一般的には、
・横になって丸くなって寝るか
・仰向け(上向き)で寝るときは足か膝の下に枕を入れると、楽になります。

激痛で身動きをとるのもやっとのぎっくり腰ですが、時間がたてば楽になります。
2~3日経てば必ず楽になりますので、あきらめて時が経つのを待ってください。
仕事に行ってもいいでしょうが、痛みがひどくなる動きは避けたほうが無難です。


【病院に行ったほうがいいか?】

一般的に、ぎっくり腰は病院に行かなくても大丈夫です。
ただ、急性腰痛にはぎっくり腰以外のことも考えられます。
私や書籍などからアドバイスは取れますが、本当の診断は医師にしかできません。
なので、不安であれば病院(整形外科)に行く事をお勧めします。
病院ならX線やMRIなどの画像検査も受けられます。


●見きわめのポイント
・すぐに病院に行くべき
→顔が真っ青になるほど痛い。非常識なほど痛い。
→排尿障害(おしっこがしたくても出ない)

・早めに病院に行くべき
→足の先までしびれたり、足の筋力が低下している


【よくある質問】

●湿布はしたほうがいいの?

湿布には痛み止めの成分が入っています。
「痛み止め」なので、痛みを和らげてはくれますが、痛みの原因を治すわけではありません。

温湿布と冷湿布の2種類あります。

どちらも消炎鎮痛剤が入っているので、自分が好きなほうを利用すればいいと思います。
ただ、温湿布はかぶれやすいようなので、注意してください。


●温めるの?冷やすの?

基本的に、急性の怪我は冷やして、慢性のコリには温めて、といわれています。
急性の怪我とは、打撲や捻挫などで腫れたり熱を持っているときです。
このときは血管が拡がっているので、温めるとさらに出血が進んでしまいます。
冷やしたほうがよいです。

逆に、慢性の肩こりや腰痛などは、温めてください。
血行が悪くなって、不要な老廃物がたまった状態になっているからです。
お風呂や運動などで体を温めると血行が良くなり、新鮮な栄養分も届きやすくなります。

肝心のぎっくり腰の時はどうすればよいか、ですが、
これには専門家でも意見が分かれるところです。
「冷やせ」
「温めろ」
諸説ありますが、私は温めたほうがよい、と考えます。

理由
ぎっくり腰は、腰の筋肉の肉離れです。(この設定時点で意見が分かれるところですが)
肉離れといっても、腰の筋肉を大きくぶちっと切ってしまったわけではなく、ほんの一部です。
ほんの一部だけど、とても痛く感じるところを傷つけてしまったのがぎっくり腰なのです。

では、その傷つけた周りの腰の筋肉は正常かというと、多分慢性的なコリだと思います。
慢性的にこっているから、筋肉に柔軟性がなくなってしまい、限界に達した部分をぎくっとしてしまった。
だから、そのまわりをほぐしておいたほうが良い、と考えます。

ただし、腰を触って熱を持っているときや腫れていることがあったら、温めてはいけません。
その時は冷やしてください。


●ヘルニアとぎっくり腰

椎間板ヘルニアとは、背骨と背骨の間にある「椎間板」というクッションの中の「髄核(ゼリー状のもの)」が押されて飛び出たことを言います。
ちなみに、ヘルニアは「飛び出る」という意味なので、頚椎(首の骨)や鼠径(脱腸)でも起こります。
意外かもしれませんが、髄核が飛び出る(=ヘルニア)ことと、痛みが出るということは、必ずしも一致しません。
飛び出た先に神経があれば激痛が起こりますが、そうでないと全く痛くないこともあります。
また、ぎっくり腰のように髄核が飛び出ていなくても激痛になることも多々あります。
ヘルニアかどうかはMRIを撮ればわかります。ただ「飛び出てる」かどうかはわかりますし今後の治療の参考にもなりますが、痛みの原因がそれで必ずわかるわけではありません。


【当店からの アドバイス】

●時間経過

辛いかとは思いますが、2~3日我慢していただければ必ず痛みは和らぎます。
安静にしたほうがよいのですが、「全く動くな」という意味ではありません。
無理のない程度に動かしてください。

お風呂は入れるなら入ってもいいと思います。
湿布はしてもいいですが、カイロなどで温めるのも良いかと思います。

●周りをほぐせば緩みます

「ぎっくり腰のときはマッサージを受けてもいいか」というのも専門家でも意見が分かれるところです。
「温めるか冷やすか」の問題と同じだと私は考えますので、ぎっくり腰なら痛くない程度にほぐしたほうが良い、と思います。

また、ぎっくり腰になる方の多くの場合は、慢性的な運動不足です。
腰だけでなく、首、肩、背中、お尻、もも、ふくらはぎがカチコチになっていることが多いです。
お尻の筋肉は腰骨につながっています。ももの筋肉はお尻につながっています。ふくらはぎの筋肉はももにつながっています。
上半身も同様で、筋肉はリレーのようにつながっているのです。
腰が痛いときは腰の筋肉だけでなく、他の場所の筋肉が引っ張ってしまっていることも多いのです。
間接的ではありますが、周りの筋肉を緩ませれば、その分の痛みが和らぎます。

ぎっくり腰のときに、当店で施術を受けて症状が完治するということはないと思いますが、少しは痛みを和らげることはできると思います(ケースバイケースですが)。

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